「夕方になると突然赤ちゃんが泣き始めるようになって困ってます…」
というママは多いはず。
これ、本当に悩みの種ですよね。
日中は機嫌よく過ごしていた赤ちゃんが、夕方から機嫌が悪くなりギャン泣き。
ちょうど夕食準備で忙しい時間に赤ちゃんに泣かれてしまうと、どうしていいかわからなくなり、イライラしてしまいますよね。
夕方から泣き出す赤ちゃんは多く、黄昏泣きなんて呼ばれ方もしています。
夕方、赤ちゃんが泣いて困っているママへ、黄昏泣きの上手な乗り切り方をご紹介します。
赤ちゃんが夕方泣き始めたときの対策は?
おんぶができれば、赤ちゃんに泣かれても家事はこなせるのですが、赤ちゃんが夕方泣き始める時期って、まだクビが座ったか座らないかの時。
おんぶは、まだまだ難しい時期なんですよね…。
抱っこして家事をするのも限りがありますし、ママもイライラしちゃいます。
モカが試して実際に効果のあった対策は、次の2つでした。
台所の入り口まで連れてくる
赤ちゃんはママの姿が見えて見えないことで不安を感じます。
夕方になって辺りが暗くなる不安と、ママの姿が見えなくなる不安。
この2つが重なれば、赤ちゃんにとっては大きな不安となってしまいます。
台所の中は危険もいっぱいなので、注意も必要です。
モカは、夕食を作るときには、赤ちゃんをバウンサーに乗せて、台所の入り口まで連れてきていました。
洗い物など火を使わない家事の時には、バウンサーをそばに運んできて、足でゆらゆらとバウンサーを揺らしながら家事をしていました。
(お行儀が悪いですが、背に腹はかえられぬ状況でした)
話しかけながら家事をすれば、赤ちゃんもママの姿が見えて安心できます。
背中をさする
赤ちゃんを抱き上げて、ゆっくりと背中をさすってあげてください。
時間は10分くらいでOKです。
背中をさすると脳の視床下部からオキシトシンと言われるホルモンが分泌されます。
このオキシトシン、幸せホルモンとも呼ばれ、痛みや心理的なストレスを一時的に和らげる効果が証明されています。
忙しい時間帯の10分間は長いようですが、10分で赤ちゃんが落ち着いてくれるなら、結果的にはラッキーです。
この背中をさすってあげる方法は、さすっているママにもオキシトシンが分泌され、イライラが治ります。
赤ちゃんはママがイライラすればする程、それを察して泣きます。
オキシトシンのおかげでママのイライラもリセットされることで、赤ちゃんはより安心します。
優しく話かけながら、背中をさすってあげればさらにいいですね!
モカも、わが子が泣き出した時には、
「大丈夫だよ〜。ママはここにいるからね。
ごはん作っちゃうから、ちょっとだけ待っててね〜。
作り終わったらまたたくさん抱っこしようね〜」
なんて話しかけながら、背中をさすっていました。
すると、赤ちゃんも言葉を理解してくれたかのように、大人しく待っていてくれるので不思議です。
まとめ
夕方、赤ちゃんが泣き出して困ったら、まずは赤ちゃんを抱き上げて背中をさすってみてください。
赤ちゃんは、何もわかっていないようで、ママの気持ちや表情を読んでいます。
だから、ママがイライラすればする程、赤ちゃんも不安になります。
大好きなママが自分の側から離れるのは、赤ちゃんにとって最大の不安です。それだけあなたが赤ちゃんに愛されているって証拠です。
夕方に赤ちゃんが大泣きして困るのも1〜2ヶ月くらい。長くて3ヶ月です。
その後はおんぶという、伝家の宝刀が登場するので安心です。
1〜2ヶ月、食事で手を抜いたって大丈夫!真面目に捉えすぎて、自分を追い込まないようにするのが育児のポイントだと思います。
「あらあら、そんなに私のことがすきなのね〜。」
くらいに、軽く受け止めて赤ちゃんの黄昏泣きを乗り切りたいですね。