スマホゲームにハマる人が増えています。
ちょっとした空き時間に適度に遊ぶ程度ならばいいのですが、熱中しすぎて大きな額の課金を始めたり(重課金)、日常生活がスマホゲーム中心になってしまうのは困りますよね。
旦那さんがスマホゲームにハマりすぎて、課金を繰り返し家計を圧迫しているケースも見られます。
実は今増えているのが、スマホゲームの課金が原因の離婚。
モカの家の旦那のスマホゲームへの課金で離婚を考えました。
なんとか対策することができ今は落ち着いていますが、当時は本当に大変でした。
実体験を踏まえ、旦那のスマホゲームの課金をやめさせる方法をご紹介します。
なぜスマホゲームで大金を課金をしてしまうのか
スマホゲームの多くは無料で始められるので、深く考えることなく気軽に始めてしまいます。
そもそもの間違えはここから始まっています。
スマホゲームは開発に2億円以上かかるものもあり、会社はこれを「利用者の課金」で回収しています。
利用者に課金をしてもらうため、スマホゲームには課金をしたくなる心理的な仕組みがたくさん組み込まれているのです。
スマホゲームをしている時、ドーパミンとノルアドレナリンが増え、セロトニンの分泌は減っていることがわかっています。
ドーパミンが分泌されると意欲がわき、ノルアドレナリンが分泌されると集中力が高まります。そして、ドーパミンやノルアドレナリンが分泌されると人間は快楽を感じます。
セロトニンは理性を保つために大切な物質で、心を落ち着かせてくれます。
スマホゲームに課金を繰り返してしまう場合、セロトニンの分泌が低下してしまい、ドーパミンやノルアドレナリンが過剰に分泌されて暴走しています。
そのせいで、スマホゲームをすることで家族との大切な時間を失い、課金で家計を圧迫している事実を冷静に考えられなくなっている状況にあるのです。
スマホゲームでの課金は依存症!?
パチンコや競馬などのギャンブル依存症と違いは、スマホゲームの場合はいつでもどこでもできるので手を出しやすく依存症が表面化しにくい傾向にあります。
今は誰もがスマホを触っている時代。電車に乗っていてもかなりの確率でスマホをいじっている人が多いですよね。
パチンコならパチンコ屋さんに行かなければ打てませんが、スマホゲームは電車の中、カフェ、会社の休憩時間など、どこでも、ちょっとした空き時間でもゲームができてしまいます。
また、パチンコ依存症は周りから見たイメージも悪いですが、スマホゲーム依存症の場合には周りから見てもパッと見は悪いイメージを持たれず、本人も依存症に陥っているとは気づきにくいです。
スマホゲームにハマりすぎて毎月第課金しているという状況は、依存症という精神的な病気なのです。
旦那さんのスマホゲームの課金をやめさせる方法
まずは話す
一度きちんと家計の現状とスマホゲームをやめて欲しいというあなたの気持ちを、ご主人に話してみましょう。
相手は依存症という病気です。
決して感情で話をしてはいけません。状況と気持ちを淡々と話すのがポイントです。
ここで感情的になるのは日に油を注ぐ行為になってしまうので気をつけましょう。
本人がやめたいと思っている場合
本人に辞めたい!という意思があれば問題解決への道は明るいです。
一番簡単な
最も簡単で効果的な方法はスマホゲームの一斉削除です。
課金をしている、していないに関わらずです。
無料で始められるスマホゲームですが、その裏には心理的に課金がしたくなる仕組みがたくさん隠されています。
今は無料で楽しめているゲームであっても、無料の範囲で我慢できているだけでハマっていけば課金がしたくなり、また振り出しに戻ってしまいます。
だから、スマホゲームは一斉削除でないと意味がないのです。
ゲームが趣味の旦那さんだったり、ゲームがストレス解消の方法となっている場合には、Wiiやプレステなどの家庭用ゲーム機は時間を決めてやるならば良しとしてもいいのではないでしょうか?
モカはゲームがすべて悪いとは思いません。
子供といっしょにワイワイゲームをするのも、子供とのコミュニケーションになります。
度が過ぎたゲーム依存からは不幸しか生まないことを、旦那さんにしっかりと認識してもらうことが大切です。
必要ならばメンタルクリニックやカウンセラーのもとでスマホゲーム依存症について相談してみるのもいいと思います。
本人にスマホゲームをやめたいという意思がない場合
本人にスマホゲームをやめたいという意識がない場合、スマホゲームの一斉削除はできませんよね。
あなたが勝手にスマホゲームを消したとしても、データの復元をすることも可能な場合もありますし、また違うゲームに課金するようになるのは目に見えているので、意味がありません。
本人に辞めたい意思がないのですから、クリニックやカウンセラーの所にも連れていく事ができません。
そんな時には、眠りをサポートしてあげるようにしてください。
スマホゲーム依存から脱出するための鍵は睡眠!?
実は、スマホゲームにはまる一つの原因は眠れないことにあります。
ベッドに入ってすぐに眠気がこないと、何となくスマホを触ってしまう経験、あなたにもありませんか?軽い気持ちで手持ち無沙汰で始めたスマホゲームにはまってしまうのです。
多くのスマホゲーム依存に陥っている人は、ストレス発散のためにゲームを初めている人が少なくありません。仕事のストレス、眠れないストレスをスマホゲームで得られるアドレナリンで解消されたと思い込んでいます。
冷静に話を聞いてもらうため、今の課金地獄を抜け出してもらうために、まずは良質な睡眠をとって思考を正常な状態に戻してあげてください。
そうは言っても、寝ないのは旦那だし私には何もできない…
モカもそう思っていました。
そこでリラックスさせる香りを使ってみることにしたんです。
旦那だって1日働いてきてるわけですから、疲れてないはずないんです!ようは、そこをどうやって睡眠に結びつけられるか何ですよね。
モカの場合は、『ディープレストミスト』と言う誘眠効果のある香りのミストを、旦那が帰って来る前にリビングと寝室にスプレーしておきました。
アロマディフューザーはさりげなさがなくて嫌だったのと、準備が面倒だったのでやめました。
ディープレストミストを部屋にシュッとしておくと、どうやら眠くなるようでスマホゲームをしながらもスマホを投げ出して寝るようになりました。
そんなことを何日か続けているうちに、
旦那が「そろそろ課金やめるわ…」とポツリとつぶやきました。
人間、寝ると頭が正常に戻るようです。まんまと私の作戦勝ちです。
モカの旦那が使った250万円分の課金・・・。これはもう戻ってきません。
でも、「睡眠不足から来るストレス」と言う、スマホゲーム依存に走らせていた元凶を退治することができましたし、旦那も自分でそれに気づいてくれたのでいい勉強になりました。
スマホゲームの課金は放っていくと、どんどん膨らんでいきます。だからこそ、なるべく早い段階でこの方法を実践して欲しいです。
スマホ依存は急がば回れ!!
ストレスの解消こそ、依存症からの脱出の鍵になると思います。幸せな家庭をもう一度取り戻してくださいね。
→スマホ依存症をストレス解消で克服させたミストはこちら(公式サイト)
まとめ
旦那さんのスマホゲームへの課金は、本当に頭の痛い問題です。
毎月毎月何も残らないスマホゲームに課金されて貯金はどんどん減っていく一方。
家にいてもスマホをいじってばかり。話しかけてもスマホゲームをしながらの二つ返事。人の話なんて聞いていません。
本当にイライラしますし、モカはもうこの旦那とはやっていけないと何度も思いました。
でも、これらは依存症という病気です。
スマホゲームをやめさせようとするのではなく、旦那さんが患っている依存症という病を治すことに目線を変えたところ、モカの旦那はスマホゲーム依存症を克服し今ではスマホゲームは全くしなくなりました。
離婚はいつでもできます。
子供のためにも離婚は最終手段にとっておきませんか。
まずは、旦那さんも気づかずにいるスマホゲーム依存症を、あなたが解決へと導いてあげることから始めましょう。
幸せはあなたの手で手繰り寄せることができます。