今回は、市販の妊娠検査薬での誤判定について、そして3人目妊娠6週で検査薬を使った時の検査薬トラブルについてご紹介します。
妊娠検査薬で誤判定!?
市販の妊娠検査薬の精度は99%と言われています。つまり、ほぼ正確に妊娠がわかる優れもの。でも残りの1%は誤判定がでる確率があるということ。そんなことはほぼ無いよね!と思っていたのですが、3人目の時に妊娠検査薬の誤判定&他のトラブルに合いました。1%の確率に2回も続けて遭遇するとは、なんという奇跡でしょう。
市販の妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後から検査が可能と言われています。
私も生理予定日きっかり1週間後にスティック式の検査薬(簡単にドラグストアで手に入るタイプの検査薬)で検査をしてみました。結果は陰性。「あれ?勘違いか…」と思い、生理を待つことにしました。が、3日待っても生理がこない。しかも、上の子2人を妊娠した時のような、尋常じゃない眠気に襲われはじめたのです。
これはおかしい、妊娠な気がする…
そう思い、生理予定日から2週間後に再検査してみることにしました。
妊娠6週0日で妊娠検査薬を使ったら、結果が出ない!?
妊娠6週くらいになると検査薬が反応する時期になってきます。生理予定日から2週間経った頃ですね。ドキドキしながらドラッグストアに検査薬を購入してきました。ワクワク、ドキドキ、ちょっとドギマギしながらトイレへ。
あれ?ラインが出ない。
陽性のラインも、検査終了のラインも出ません。全くラインが出ないんです…。これまで2回妊娠を経験していますが、これは初めての経験でした。
調べてみたら、検査薬が使えないことって結構あるようです。尿の量が足りなかったり、単純に検査薬が不良品だったり。場合によっては、6週くらいですと結果がくっきりと出ないこともあります。1個はムダになってしまう可能性もありますが、念のために検査薬は2個セットを買っておいた方がいいですね。1個しか買っていなかった私は、もう一度ドラッグストアに行って検査薬を購入する羽目になってしまいました…。
しきり直して再々検査
ドラッグストアで今回3個目になる検査薬を購入し、時間をおき気を取り直して2つ目の妊娠検査薬を使ってみると・・・
バッチリ陽性箇所にラインが出ておりました。6週0日でもちゃんと陽性反応は出ました。
妊娠検査薬の誤判定&反応なしの理由
今回、【1回目】検査薬で誤判定だった理由と、【2回目】妊娠検査薬の反応がなかった理由を妊婦健診に行った時に先生に聞いてみました。
妊娠検査薬で誤判定がでる理由
産科の先生によると、
今の市販の妊娠検査薬は良くできていて、かなり正確に妊娠がわかるとのことでした。でも、使い方はお母さんの身体のコンディションによってはうまく判定できないこともあるみたいですね。
とのことでした。
市販の妊娠検査薬は、尿に含まれるhCGと言われるホルモンの量によって妊娠がわかるようになっています。ただ、以下のような状況にあると、hCG濃度が妊娠検査薬ではわからないこともあるそうです。
妊娠初期でhCG量が十分でない場合
水分を大量に摂取して、hCGが薄まってしまった場合
生理不順などで生理が一定でない場合
異常妊娠や胎児異常の場合
私の場合、1回目は妊娠5週0日で妊娠初期だった為、hCG量が少なくて検査薬で陰性の結果が出たのだと思います。また、前日からたくさん水分を取っていたので、尿が薄かった可能性も考えられます。
友人に聞くと、6週3日くらいで検査薬を使ったら薄っすらしか陽性ラインが出なくて、半信半疑の中病院に行ったと言っていました。検査薬は補助的な役割しかないので、あれ?っと思ったら病院に行ってみてください。
妊娠検査薬で何も結果が出なかった理由
2回目に検査した時に、結果窓にも検査終了窓にも何も印が現れなかった理由についても聞いてみました。
妊娠検査薬で何も反応が出なかった理由として、一番考えられるのはスティックタイプの場合、尿をかける量が少なかったことだと思います。
検査薬のスポンジ部分にかける尿の量が少ないと、うまく検査できないそうです。そういえば、早く結果が知りたくて、あまりトイレに行きたくないのに検査薬を使ってしまったかもしれません。妊娠検査薬は、トイレに行きたいタイミングで使うのがいいですね。
他にも、尿をかけた後にすぐに平らな場所に置かないと正常に検査できないことがあるそうです。平らにすればいいのかと、ついつい手で水平にしたつもりになりがちですが、それでは不十分なこともあるそう。妊娠検査役を使ったら、結果がわかるまで水平な場所に置いてじっくり待ちましょう。
検査薬の不具合の可能性も…
ネットで調べていたら、尿の量も十分&しっかり水平な場所に置いていたにも関わらず、結果窓と検査終了窓に何も出ないという事例も結構あるようでした。まぁ、どうしても不良品が一定数存在するとは思います。
私が調べた限りでは、安い妊娠検査薬の方が不良品の割合が高そうでした。あくまで口コミなどを見た結果ですし、実際の流通量に対しての不良品割合はわかりません。ただ、安い検査薬の方が購入する人が多くて、不良品報告も多いだけかもしれません。
いずれにしても、妊娠検査薬を購入する時には、2個セットの検査薬を購入しておいた方が安心かもしれません。
(妊娠検査薬は安くはないので、無駄になってしまう可能性もありますが、何も結果が出てこなかった時の何とも言えない虚しさは感じて欲しくないと思いました。)
妊娠検査薬の結果に疑問を持ったら婦人科へ
妊娠検査薬に疑いをもつ結果が出たら、とりあえず病院に行ってみることをおすすめします。病院にいけば妊娠かどうかもハッキリしますし、妊娠じゃなくても生理が遅れている原因が他にあるかもしれません。
婦人科や産科は行きにくい場所と思われがちですが、先生の中には
「もっと気楽に来てくれれば良いのに。不安を抱えたり、何かの症状を我慢して生活する必要はないんだよ。」
と言ってくれた方もいました。ちょっと恥ずかしい場合には女医さんのいる病院を選んで受診すると良いかもしれません。女性同士なので、こちらの不安なども分かってもらいやすいです。
まとめ
市販の妊娠検査薬の精度は高いものの、使い方を誤ったり、コンディションによっては上手く検査できないこともあります。心配な場合には、病院に行ってみるのが安心です。
実際、3度目の妊娠で検査薬の誤判定と不具合を経験して、どんなに良いものでも100%はないんだなぁと痛感しました。ただ、そんなことも稀ですし、2回続けてそんな事例に遭遇できたのは良い経験でした。
私は、今回3人目の妊娠。上の子供たちは9歳と7歳なので、実に8年ぶりくらいの妊娠になります。しかも今回、35才!高齢出産ですね。喜びと戸惑いで不思議な気持ちですが、新しい命の成長と誕生を楽しみに日々を過ごしていきたいと思います。すでに妊娠生活がどのようなものだったか既に忘れかけていますが、出産までの生活で困ったことやその解決法などもご紹介していけたらと思っています。