出産あれこれ

【産院の選び方】ポイント3つ!距離以外にも大切なこと

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妊娠検査薬で陽性が出たら、次に考えなくては行けないのが病院選びです。病院は転院もできますが、紹介状を描いてもらったり結構面倒なので、最初に行く産院は慎重に選びたいところです。

産院選びには距離も大切ですが、それ以外にも注意したいポイントがありました。これまで3回の出産を経験から感じる産院の選び方のポイントをご紹介します。(産院選びの失敗談もあります。)

『最初に行く病院』=『出産する病院』になるケースが多い

妊娠検査薬で陽性が出て、確定診断のために産婦人科を受診するかと思いますが、最初に行く病院=出産する病院になるケースが多いです。もちろん後に転院することも可能ですが、転院の際にはこれまでの妊婦健診の様子や検査結果などを病院で書いてもらい、次の病院に持参する必要があります

また、分娩予約は妊娠確定と同時に行う病院が多く、初診の時に「うちの病院で出産希望されますか?」と聞かれることも多いです。総合病院の場合、その病院で分娩予定でなくては受診できない病院も多いので注意しましょう

人気の病院も妊娠検査の段階から受診していないと、予約が取れないこともあります。

里帰り出産を希望する場合

出産が近くなったら実家に戻り、実家の近くの病院で出産するのが里帰り出産です。里帰り出産を希望する場合には、最初の段階で、自宅近くの妊婦健診に通う病院と、里帰り出産を希望する病院の2箇所をピックアップして電話で確認しておくと安心です

里帰り出産前の妊婦健診を受け付けている病院と、受け付けていない病院がありますので注意しましょう。病院のホームページを見てもよくわからない場合には、病院に電話して聞けば丁寧に教えてくれます。

里帰り出産をする場合、転院前に一度分娩予約の前に病院に行く必要があります。実家まで距離が場合ちょっと面倒ではありますが、出産する病院は実際に見て置いた方がいいです。先生や看護師さんの対応で、出産がいい思い出になるか、苦い思い出になるか別れるところでもあります。病院との相性もありますので、ぜひ検討の段階でも一度足を運んだ方がいいと思います。(私の苦い経験から、切にそう思います。)実際に行くと、ホームページのイメージとちょっと違うこともあったりします。

里帰り出産の場合、「妊娠○週までに転院してください」と出産する病院から指示がでることが多いです出産する時だけでなく、赤ちゃんの状態を把握するため転院時期については病院によって違うので、転院時期についても出産希望病院に確認しておきましょう。私の場合、

実家があまりに遠い場合、妊婦健診のためだけに移動するのは大変です。仕事の都合などで転院するのがギリギリになりそうな場合には、その旨も最初の段階で病院に相談しておくと安心です。

産院選び【距離は何キロまでOK?】

産院を選ぶときは、自宅から車で30分以内でいける病院を選ぶ方が多いようです。何かあった時にすぐにいける距離ですね。

つわりが酷い時や、出血など有事の際にも病院に行かなくてはいけません。誰か側にいてくれる時ならまだいいのですが、1人でタクシーに乗って病院に向かわなくてはならないかもしれません。何かあった時に、自分一人でもなんとか辿り着けるが車で30分以内が限界なような気がします。

人気の産院で産みたい場合など、ちょっと距離があっても頑張って通いたくなる気持ちもわかりますが、今は良くても大きなお腹を抱えて1時間も移動するのは苦痛です。まずは近場の病院の中で、あなたの理想に近い出産が叶いそうな病院を探してみましょう。

私は3人目妊娠の時、最初は市内で探していましたが急遽状況が変わってしまい、条件に合う産院がなく困っていました。市の健康保健センターの助産師さんに電話で相談したら、市外だけど市内の病院とさほど移動時間は変わらず、私の条件を満たしている病院を教えてくれました。

市内だけではなく、時には隣接する市町村の病院も候補に入れてもいいかもしれません。産院選びで困った時には、周りの方や市の健康相談などで相談してみるのも一つの方法だと思います。

職場が遠い場合には、職場の近くでも産婦人科を見つけておく

妊娠中は職場で異変が起きることもあります。帰宅できそうなら、自宅に戻ってから掛かりつけの産院に行きますが、職場が遠い場合にはそうも行かないことがあります。そんな時のために、職場近くにも産婦人科を見つけておくと安心です。

私も電車で1時間以上の職場に通っていたのですが、2人目妊娠初期に出血してしまい、職場近くの産婦人科に急遽お世話になったことがあります。止血剤をもらって、少し横にならせてもらって落ち着いてから帰宅したのですが、出血のパニックの中で病院を探すのは大変です。何もないことを祈りますが、念には念を入れて職場近くの病院も探しておくことをおすすめします。

病院の選びのポイント3つ(距離以外)

産院の特徴を調べておく

ソフロロジーや無痛分娩など、病院の方針にも大きな違いがあります。痛みが苦手だから無痛分娩を考えているのに、ソフロロジーを推奨する病院に行ってしまっては希望を叶えることはできません。個人病院は旦那さんの立会い出産が可能な病院が多いですが、大きな総合病院の中には立会い出産ができない病院もあります。2人目、3人目の場合には、兄弟の立会い出産に関しても病院によって考え方が異なりますので、事前に病院のホームページなどで調べておきましょう。

特に注意したいのは、無痛分娩です。特に無痛分娩を希望される場合には、かなり病院選びには慎重になった方がいいです。

私は無痛分娩可能な病院で2人目を出産したのですが、いざ出産時になったら無痛ではなく緩和分娩(?)で麻酔を使ってもらえず、結局激しい痛みの中で出産しました。3人目はソフロロジーの病院で出産したかったのですが、上の子の兼ね合いがあり別の病院をバタバタと探すという経験をしました。ホームページだけではわからないこともありますので、あなたの状況やご主人の状況、里帰り出産はするかなどしっかり考えて産院選びをするの

無痛分娩については、こちらに体験談と一緒に詳しくまとめましたので、無痛分娩にも興味がある方は読んでみてください。

持病がある場合には、かかりつけ医に相談しながら産院を決めるのもいいと思います。私の妹は持病があるので、何かあっても対処ができるように総合病院を選んでいました。

気になる病院の出産費用もチェック

出産にかかる費用は病院によって違います。ちょっとの違いならいいのですが、何十万円単位で違うこともしばしば…。見た目が豪華な産院は料金もセレブだったりしますので、最初に妊娠検査に向かう時から出産費用についてまで考えた上で産院を選ぶ方が安心です。

妊娠は病気ではないので、健康保険はつかえません。今は妊婦健診の金銭的負担軽減のために一部助成してくれたり、加入している健康保険から赤ちゃん1人出産につき42万円が支給されます(産科医療補償制度に加入していない医療機関等で出産した場合は40.4万円)。双子ちゃんなら84万円ですね。

ただ、地域にもよると思いますが、私の住む地域では支給される42万円で出産できる病院はありませんでした。

1人目は総合病院の大部屋&普通分娩でプラス5万円かかり、2人目は個人病院の個室利用&無痛分娩でプラス15万円。3人目は個人病院の個室利用&無痛分娩でプラス26万円でした。出産って高い…。

病院の混雑状況もチェック

人気病院の場合、予約をしても1時間待ちとかの病院もあります。(実際、そういう病院に通っていました。)これって結構きついです。こういうものだと慣れてくれば大丈夫なのですが、仕事を午前休取って妊婦健診に行って午後から仕事に行こうと思っていたのに、いつも以上に混み合っていて遅刻して仕事に行ったこともあります。

お腹が大きくなってくると、椅子に座って何時間も同じ体制でいるのも辛いですしね…。

  • 予約システムがあるか?(HP確認)
  • 予約の時間通りに診察してもらえそうか?(口コミ確認)

もしておいた方がいいと思います。心の準備もできますしね。

まとめ

分娩予約はかなり早くから行うことが多いです。最初にいく病院が出産病院になる可能性が高いので、産院を選ぶ時には以下のポイントを考えらなが慎重に病院を選んで行った方がいいですね。

  • 自宅からの距離は30分以内(職場が遠い場合には、念のため職場近くの産婦人科も見つけておく)
  • 産院の特徴はあらかじめチェック
  • 出産費用をチェック
  • 混雑状況(予約システム)をチェック

病院選びは、出産をいい思い出にするためには重要な項目です。素敵な出産にするためにも、パートナーの意見も聞きながらしっかりと産院を選びたいですね。

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