「英検が大学受験に有利って聞いたけど、どうやって活用するの?」
「最近の制度変更、ちゃんと把握できてないかも…」
そんなふうに感じているママ・パパに向けて、2025年から始まる英検の大きな変更点と、大学入試にどう活かせるかをわかりやすくまとめました!
英検は大学入試でどんなふうに使われているの?
近年、大学入試では英検などの外部試験のスコアが活用されるケースが増えています。
英検を使うと、「英語の試験が免除になる」「一定スコアで英語満点換算される」「加点される」 などの形で有利になることも!
たとえば、「英検2級以上で出願資格クリア」「CSEスコア〇点以上で英語試験が満点扱いに」といった制度を設けている大学も多くなっています。
英検は最大5回チャンスに!2025年からの変更点とは?
2025年4月から、英検(特にS-CBT)では受験機会が大幅に増加します。
ポイントはこの2つ!
① S-CBTが「1回の検定期間で同じ級を最大3回まで受験OK」に!
2025年度から、英検S-CBTでは1回の検定期間内で同じ級を3回まで受験できるようになります。
(例:第1回検定 = 4月〜7月の間に3回まで)
② 本会場+準会場の「重願受験」もあわせれば、最大5回!
同じ級を、本会場で1回、準会場(学校など)で1回、S-CBTで最大3回、合計で最大5回チャンスがあるという、今までにない制度なんです!
S-CBTと従来型の検定は全く別の試験として扱われます。問題傾向は変わりませんが、S-CBTは4技能テストと呼ばれるもので、厳密には英検とは別のテストとなるため、それぞれ受験が可能になります!
もちろんS-CBTで合格した場合には、従来型の英検で合格した場合と同じ扱いになることがほとんどですので安心してくださいね。
ご心配な場合は、以下の電話番号で状況に合わせた内容を詳しく教えてもらえます。
従来型英検サービスセンター(個人受付)
TEL:03-3266-8311
平日9時30分~17時(土・日・祝日を除く)
S-CBT英検サービスセンター
TEL:03-3266-8100
※平日09:30~17:00(土・日・祝日を除く)
※09:30~10:00の時間帯は、お電話がつながりにくい場合がございます
※なお、試験日は下記の通り窓口開設
平日 09:30~19:30
土・日・祝日 08:00~17:00
*従来型とS-CBTで問い合わせ窓口が違うので、ご注意ください。
S-CBTの申込期間と注意点(2025年版)
申込期間はだいたい、
- 受験日の約2ヶ月前から申込開始
- 受験日の約1ヶ月前まで申込可能
というスケジュールになっています。
2025年6月実施分の申込期間は、以下のとおりです。
申込期間:2025年3月28日(金)〜5月29日(木)10:00まで
※コンビニ決済は早めに締切(クレジット決済より約4日早い)
注意点!
人気のある会場・日程はすぐに埋まってしまうこともあるので、予定がわかっていれば早めのチェック&申込が安心です!
合否スケジュールも要チェック!提出に間に合う?
英検を大学出願に使いたい場合は、スケジュールも要注意です。
WEB合否閲覧:受験日から約1ヶ月後
証明書の送付:合否発表からさらに約1ヶ月後
つまり、証明書が届くまで受験から最大2ヶ月かかる可能性も。
大学側の提出締切に間に合わない!ということがないように、出願校のスケジュールと照らし合わせながら、余裕をもって受験するのがポイントです。
【保存版】英検を活用できる大学リスト(2025年度版一部紹介)
2025年度入試では、多くの国公立大学や私立大学で、英検のスコアや級に応じた「得点換算」や「加点制度」が導入されています。
特に私立大学では、早稲田大学、GMARCH(学習院・明治・青山・立教・中央・法政)、関関同立(関西・関学・同志社・立命館)といった難関私大の一部でも、英検を活用できる入試制度を導入している大学があります。
🎓英検活用の一例:
出願資格に2級以上が必要
英語の得点を満点換算
英語試験が免除になる
英語に加点(+20点など)
すべての学部・学科で利用できるわけではないので、出願前に必ず大学ごとの最新要項をチェックしてくださいね!
英検対策はリスニング・スピーキングの対策も忘れずに!
英検は「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランスよく問われる試験です。
特にS-CBT方式の場合、ライティング・スピーキングも当日に実施されるため、事前の対策がとても重要になります。
スピーキングは、ぶっつけ本番では実力が出しにくい技能。
リスニングも、日頃から「英語の音」に慣れておくことが合格への近道です。
また、実際の合否を分けると言われるのが、
単語力(語彙)
ライティング(構成力+表現力)
この2つをどれだけ事前に鍛えられるかで、試験の手応えがまったく変わってきます。
そんな時におすすめなのが「旺文社 英検ネットドリル」
\ おうちで英検の4技能をまるごと対策! /
- 英検5級〜準1級まで対応
- リスニング・リーディング・ライティングに完全対応
- 実際の試験形式に近い問題で、安心して本番に臨める
- 音声再生・自動採点・スコア管理機能つきで効率的
“弱点をつぶしながら、本番力を育てる”——家庭学習にぴったりの一冊です!
英検・S-CBTに関するよくあるQ&A
Q1. S-CBTって何ですか?通常の英検と何が違うの?
ライティングやスピーキングも含めて、1日で4技能すべてを受験します。通常の英検(紙の試験)と違って、開催日が多く、全国のテストセンターで受けられるのが特徴です。
Q2. 同じ級を何回も受けてもいいの?
2025年からは、S-CBTで同じ級を各回最大3回まで受験できます。さらに、本会場+準会場の「重願受験」も使えば、合計各回最大5回のチャンスがあります。
Q3. 大学入試に英検を使うメリットは?
特に、英語が苦手なお子様にとっては、英検で高スコアを取っておくことで入試全体を有利に進めることができる可能性大です!
Q4. 合否や証明書っていつ届くの?
証明書はそのさらに約1ヶ月後に郵送されるので、大学提出に使いたい場合はスケジュールを逆算して受験しましょう。
英検対策、何から始めたらいい?そんな時は…
\ 英検対策といえば、定番のあの教材! /
リスニング・リーディング・ライティングに完全対応
- 英検5級〜準1級まで対応
- 画面上で問題演習&自動採点+スコア管理機能付き
- 過去問データも豊富で、本番形式の練習ができる!
- ご家庭のパソコンやタブレットで、いつでもどこでも学習OK
「よく出る問題」に絞った効率的な対策で、合格をしっかりサポートできて便利です。
おわりに
英検は、これからの大学受験において「ただの検定」ではなく、子どもの未来を広げるための”チャンス”になってきています。
最新制度を知っておけば、無理のないスケジュールでチャレンジしやすくなります。
進路に悩む時期だからこそ、選択肢を広げる情報はしっかりキャッチしておきたいですね。